結節性甲状腺腫と病名が診断されるとその後の対応について
どうしたらいいのでしょうか?
私はとりあえず手術する方向で考えていますが
必ずしも、誰もが「手術をしなければいけない」
というわけではなさそうです。
甲状腺の腫れは結節性甲状腺腫という腫瘍でした。結節性甲状腺腫とは?
甲状腺のしこりを結節性甲状腺腫といいいます。
結節性甲状腺腫には悪性と良性があり大部分は甲状腺機能は正常に働きます。
しかし中には腫瘤が甲状腺ホルモンを産生するものがあるようで(これを機能性結節といいます)
ホルモンが出すぎるとバセドウ病のような症状が出ることもあるそうです。
結節性甲状腺腫で良性結節の場合
腫瘤が一つのものを腺腫といいます。小さいものから大きいものまであります。
私が診断された腺腫瘍甲状腺腫は腫瘤がいくつかできている状態です。
他に腺腫瘍結節というものは本質的に腺腫瘍甲状腺腫と同じものでしこりが一つしかないものを言います。
また腫瘤の内容が溶けて透明や黄色、チョコレート様、ゼリー状などの液状になったものを嚢胞と言います。
これらは結節性甲状腺腫の中でも良性にあたるものなので
ホルモン療法や、手術、エタノール注入療法、放置の選択肢があります。
甲状腺ホルモン療法は薬を飲むことでホルモンの分泌を抑え、しこりが小さくなる可能性に期待する方法です。
中には消えてしまうこともあるそうで良性と診断されたら一度はためしてもいい治療法だそうです。
基本的に小さいものは良性の場合、定期的に検査をしていれば放置していても大丈夫だそうです。
大きくて目立つものや甲状腺が過剰に出ている場合、少しでもがんを疑う場合は
手術で切除することが勧められるようです。
エタノール注入療法はエタノールを腫瘤に注入することでしこりが消失する嚢胞や機能性結節に有効な方法です。
結節性甲状腺腫で悪性腫瘍の場合
甲状腺のがんには乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌、悪性リンパ腫があります。
甲状腺がんの90%以上が乳頭癌で進行が遅く手術で直すことが可能です。
稀に未分化癌に変わることがあるのでそうなると進行が速くなってしまい早急の治療が必要です。
5~6%は濾胞癌でこちらも手術で直すことが可能のです。
髄様癌は稀な癌で遺伝性に発生することもありす。
悪性リンパ腫は橋本病から発生すると言われておりこちらも治療で良くなります。
悪性腫瘍の治療法は手術とホルモン療法になります。
乳頭癌、濾胞癌、髄様癌は手術で切除し
もし進行した場合はアイソトープ治療、化学療法を行うこともあります。
乳頭癌、濾胞癌では甲状腺ホルモン療法をすることで癌の進行を抑えられることもあります。
まとめ
私の場合、右の甲状腺が良性か悪性かの判断ができなかったということで
一応手術の予約を入れました。
伊藤病院では原則2か月前までなら変更、キャンセルができるそうです。
9:30~16:00、月曜日~土曜日の間で入院案内の電話対応も行っています。
また無料で心配事、不安、疑問などの相談、質問対応も
電話や医療相談室で対応してくれるそうです。
医療相談受付時間は9:00~17:00、月曜日~土曜日です。
医師や看護師の方も診察時に病気については丁寧に答えてくれると思うのですが
この時に思い浮かばなかった疑問や病気以外の質問については
私もこちらを利用させていただきました。
伊藤病院の入院案内はこちらをご覧ください。